ガソリンスタンド跡地を売却したいと考えたとき、売却できるのか不安になる方もいるかもしれません。
ここでは、ガソリンスタンド跡地を売却はできるのか、売れる方法や注意点などについてご紹介します。
ガソリンスタンド跡地はそのままでは売却できない
ガソリンスタンド跡地を売却する際には、いくつか問題があり、そのままの状態では売却はできません。
ガソリンスタンドは、ガソリンを安全に販売するためにさまざまな仕組が施されています。
しかし、その安全対策が売却したいと検討した際には問題視されます。
では、実際にどんな問題があるのかというと、以下の3つの要因があげられます。
●ガソリンに含まれる特定有害物質による土壌汚染
●油膜・油のにおいなどへの嫌悪感
●ガソリンスタンド廃止の際に地下に埋められていたタンクの埋め戻しをした際の地盤の安定性
これらの要因が不安材料として懸念され、それらの不安を取り除く対策をしなければ売却はできません。
ガソリンスタンド跡地を売却する方法
ガソリンスタンド跡地を売却を考える際の主な方法をご紹介します。
ガソリンスタンドは、車の交通量が多くある幹線道路に面していることもあり、立地が好条件な物件が多くあり集客しやすいというメリットがあるのです。
そのためにさまざまな業者が買取しやすいように、居抜き物件として売り出すのも良いでしょう。
また、土地に建物がそのままあるよりも更地にし、買主の購入の目的を限定しないことが売りやすくなります。
ガソリンスタンドを解体して更地にしてあると、その後少し整備をするだけで、住宅用地として販売したりすることも可能だからです。
しかし、解体するにもお金がかかります。
またすぐに売却したいという方には、専門の業者への売却も検討すると良いでしょう。
ガソリンスタンド跡地を売却する際の注意点
売却する際には以下の2点を注意する必要があります。
●売却前に土壌汚染の調査、対策の必要
●ガソリンスタンド跡地であるという告知義務
土壌汚染に関しては、土壌汚染対策法という法律により定められています。
したがって、土壌調査をし、土中に有害物質が含まれていたら、買主や周辺環境に悪影響を及ぼす恐れがあるということから、土壌汚染対策することが原則になります。
また、ガソリンスタンド跡地であるという告知も義務化されています。
条件が厳しいから隠したいという思いを持つ方もいるかもしれません。
しかし、売却する際は告知義務があります。
こちらを怠りますと損害賠償請求をされることもあります。
これらのことは注意しなければなりません。
まとめ
ガソリンスタンド跡地は、そのままの状態では売却できないことが多いでしょう。
いくつか条件や問題があるのも不安かもしれませんが、土壌汚染への調査や対策をすることで可能になります。
また、居抜き物件や更地にすることで、買い手もつきやすくなるでしょう。
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