不動産売却においては、かならずしも最初の売り出し価格で売却が成立するとは限りません。
買主から値引き交渉を持ち掛けられるケースも少なくないので、売却にあたり対策を練っておくのも大切です。
そこで今回は、不動産売却で値引き交渉をされた場合にどうするべきか、価格設定や交渉対策を解説します。
不動産売却で値引き交渉をされたらどうするべき?
値引き交渉を持ち掛けられた場合、状況に応じた対応が必要と言えるでしょう。
たとえば、相場よりも低い価格設定などの場合は、交渉に応じなくても不動産売却できる可能性があります。
また、不動産を売り出してすぐに見つかるような購入希望者の場合、購入意欲が高く交渉に応じずとも売却できる可能性があります。
なお、面と向かって値引き交渉を持ち掛けられたときに、交渉に慣れてないと悩むこともあるでしょう。
その際には、安易に口約束をせずに、過去の類似した不動産取引価格や広告の反響、売却開始からの時間など、総合的に見て判断するのが大切です。
値引き交渉を踏まえて考えたい!不動産売却時の価格設定とは
売り出し価格を決める場合には、売却を希望する時期に合わせて考えるのがポイントです。
できる限り短期的な売却を望むのであれば、相場よりも安く売り出せば、早く売却できる可能性が高まります。
しかし、ある程度時間に余裕がある場合には、値引き交渉を踏まえて高めに価格を設定しておくのがおすすめです。
だいたい10~15%ほどの上乗せを目安として、売り出し価格を決めると良いでしょう。
不動産売却での値引き交渉を想定した対策
不動産を売り出して宣伝の効果が表れ始めるまでは、少なくとも1か月かかるとされています。
そのため、売り出し直後に持ち掛けられた値引き交渉には応じないのが賢明です。
早くに値下げしてしまうと、さらに値下げを求められ、買主側に有利なペースになる恐れがあるので注意しましょう。
値下げは、売り出しから2か月が経過しても問い合わせや購入希望者が現れない場合に検討しましょう。
広告の反響を調べたり、販売活動を見直したりしながら、値下げのタイミングを見極めるのが大切です。
なお、想定よりも高額な値引きを求められた場合には、きちんと断りましょう。
断る際には余計なトラブルを避けるためにも、不動産会社をとおして返答するのがおすすめです。
まとめ
動産売却で値引き交渉をされた場合にどうするべきなのかを解説しました。
不動産売却で値引きを求められた際には、価格設定や売却期間などを総合的に判断し検討することが大切です。
また、売り出し直後の交渉には応じない、大幅な値下げは断るなど、対策のポイントも押さえておきましょう。
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