マイホームなどの不動産を売却する際には、どのくらいで売ることかできるのか不安ですよね。
ここでは、不動産の売却査定の相場を自分で調べる方法・注意点、売却査定相場よりも高く売るにはどうしたら良いのかをご紹介いたします。
不動産の売却を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
不動産の売却査定の相場を自分で調べる方法は？
不動産の売却査定相場は、インターネットを利用すれば、初心者でも自分で簡単に調べることができます。
まず、1つ目として土地総合情報システムを用いる方法です。
国土交通省が運営するデータベースで、全国の最終的に成約した売却価格を見ることが可能です。
直近5年間分のデータを見ることができますが、過去の成約状況であるため、アクセス・生活環境などの変化を考慮して相場を予測しましょう。
2つ目として、レインズマーケットインフォメーションを用いる方法があります。
レインズマーケットインフォメーションは国土交通大臣が指定した不動産流通機構が運営しているウェブサイトです。
不動産会社から集めた取引データをもとに、一戸建ての成約データを見ることが可能です。
直近1年間分のデータを地域の絞り込み検索などの機能を利用して、詳細に確認できます。
さらに、過去2年間分の市場動向がグラフ表示されており、初心者でも価格の推移を把握しやすいです。
不動産の売却査定の相場を自分で調べるときの注意点は？
自分で調べた相場は不動産の売却予想価格であり、その金額で売却できるとは限らないことが注意点として挙げられます。
実際は値引き交渉をされることも多いため、売り出し価格より物件の成約価格は低くなりやすいのです。
また、不動産の相場は時間の経過とともに変動することも注意点です。
たとえば、人口が増え開発途上のエリアは上昇しやすい一方、過疎化が進行しているエリアは下落しやすい傾向にあります。
事例にしている物件と実際に売却する物件の条件の違いを考慮した相場の予測も重要となります。
不動産の売却査定相場よりも高く売る方法は？
まずおすすめの方法は、値引き交渉されることを見据えて、希望売り出し価格をやや高めに設定するやり方です。
相場より高すぎる価格にしてしまうと購入希望者が現れにくいため、値引き交渉をしても相場より少し高い売却価格になるように設定するのがポイントです。
また、かならずしも高く売れる保証はないため、どのタイミングで売却を決定するのかも重要となります。
値引き交渉されることを考慮して設定した場合、売り出し価格より下回っていても相場の価格以上であれば、それで手を打ったほうが良いこともあります。
ほかに、専門家による住宅の建物状況調査である「インスペクション」を実施すると高値の売却につながりやすくなりますので、検討してみましょう。
まとめ
実際に不動産を売却するときには、不動産の売却査定の相場を自分で調べる方法や注意点を参考にして、相場を把握しておくようにしましょう。
さらにご紹介した査定相場よりも高く売る方法も参考に、不動産売却を有利にすすめましょう。
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