「マイホームを購入するなら、長期優良住宅を選びたい」と考える方が増えています。
しかし、何となく良さそう、性能が高そうといったイメージが先行し、長期優良住宅の条件まで理解している方は多くありません。
せっかく長期優良住宅を購入するのであれば、メリット・デメリットを把握したうえで、しっかりと活用したいですよね。
そこで今回は、長期優良住宅とはなにか、長期優良住宅のメリット・デメリットもあわせて解説します。
購入前にチェック!長期優良住宅とは?
長期優良住宅とは、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」によって定められている条件を満たした家を指します。
2006年9月に新築の住宅での認定がスタートし、2016年4月からは、既存住宅の増改築の際にも長期優良住宅の認定を受けられるようになりました。
長期優良住宅の認定基準は9つあり、数世代先まで安全に使用できる「劣化対策」、大地震による損傷を減らす「耐震性」、良好な街並みを維持する「居住環境」などを満たすことが求められます。
これらの条件を満たしたうえで申請し、技術審査に合格すると「長期優良住宅」に認定されます。
そのため、長期優良住宅の認定を受けた家は、長期間にわたって優良な状態を保つことが可能です。
長期優良住宅を購入するメリット
長期優良住宅を購入するメリットは、さまざまな優遇措置が受けられることです。
具体的には、固定資産税や不動産所得税などの減税、住宅ローンの金利の優遇、地震保険の割引、地域型住宅グリーン化事業による補助金の受給などが挙げられます。
たとえば、固定資産税が2分の1になる期間が2年間延長されます。
ただし、減税措置に関しては期間が定められているため、利用を検討する際は注意が必要です。
いくら減税されるかを知りたい方は課税される税金を計算してみましょう。
長期優良住宅を購入するデメリット
長期優良住宅を購入するデメリットは、建築コストが高くなることです。
長期優良住宅に認定されるためには、性能が良い構造部材や住宅設備を選ぶ必要があります。
また、申請時に維持保全計画を立て、その後は定期的にメンテナンスを実施しなければなりません。
そのため、一般的な住宅よりもメンテナンス費用もかかります。
長期優良住宅の建築や維持には多くのコストがかかるため、購入を検討する際は必要な費用のシミュレーションをおこなうようにしましょう。
まとめ
長期優良住宅とは長期間にわたって快適で安全に住める家のことで、多くの優遇措置が受けられるメリットがあります。
そのため、長期間快適な家に住みたい方におすすめです。
ぜひこの記事を参考に、長期優良住宅に住むことを検討してみてはいかがでしょうか。
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