最近では家族構成の変化や相続、転勤などさまざまな理由によって築年数が浅い住宅を売る方が増えています。
実際に、築年数が5年以内の住宅を売ろうと考えている方もいるのではないでしょうか？
ここでは主に、築浅物件を売却するコツについてご紹介します。
築浅一戸建てを売却する際は理由をきちんと知らせよう！
築浅物件は、建ってからまもないため、高値で売れるように感じます。
しかし、いざ売る際には、売却理由をはっきりさせなければ売却がスムーズに進まないケースもあります。
築浅物件に関しては、早くに手放す理由を気にする方が多いからです。
とくに事故物件の場合は、その事実を買い手に知らせる義務があります。
このような事実を隠したまま売ってしまうと、のちに契約解除や損害賠償請求といったトラブルの原因となるので気を付けましょう。
また売主は、「契約不適合責任」を負わなければなりません。
これは、住宅の売却後に何らかの欠陥や劣化が見つかった場合、買主は売主に修繕費用を請求できるというものです。
築年数が浅ければ建物の経年劣化はあまり進行しませんが、建築時の施工不良も補償の対象となってしまいます。
売却時のトラブルや賠償責任などを防ぐためにも、売る前に何らかの欠陥がないか確認することが大切です。
築浅の一戸建て物件は価格が下落しないうちに売却しよう！
築浅の一戸建てと土地は、できるだけ早く売ったほうが良いです。
その理由は、築年数とともに売却相場はどんどん下落していくからです。
一戸建て物件は、築5年経った時点で、物件購入時の70％までに下落します。
また築15年あたりまでで毎年5％ずつ資産価値が下落するといわれており、築10年経つ頃には資産価値が購入時に比べて50％以下となるでしょう。
さらにある調査では、築浅物件の売却数・売却希望数は年々増加しています。
そのため、築年数が浅いうちに売買契約を成立させるためには、コツが必要です。
築浅の一戸建て住宅を売却するコツをご紹介！
築年数の浅い一戸建て住宅を売るためには、いくつかコツがあります。
まず、住宅設備を残すことです。
たとえば購入希望者がエアコンを必要としており、備わっているものが所有しているものよりも新しい場合、好印象となります。
次に、売り出す価格をローンの完済を想定して設定することです。
築浅物件を売却する際には、ローンを完済することが必須条件となります。
売却価格でローンを完済できる見込みがある場合は問題ありませんが、費用が足りない場合は自分で捻出しなければなりません。
また、節税対策をして確定申告へ臨むことも重要です。
不動産を売却した際、所有期間によらず譲渡所得から最大で3000万円まで控除を受けられるという特例があります。
特別控除を受けることで納税額が大きく変動するので、条件を満たしている場合は受けて節税しましょう。
まとめ
築浅物件を売るためのさまざまなコツについて、ご説明しました。
一見早く売れそうな築浅物件ですが、工夫次第でより早く売れることが分かります。
築年数が浅い住宅を売る際は、この記事の内容を参考にしてみてください。
私たちイエステーション岡崎店・栄コンサルタント㈱は、主に岡崎市、豊田市で不動産物件の売買のサポートをおこなっております。
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