不動産の売却を検討している方は、不動産査定書というものをご存じでしょうか？
不動産査定書の見方を知っておくと、不動産売却時にスムーズに手続きができるかもしれません。
今回は、不動産査定書とはなにかや、査定書の見方、見るべきポイントについてご紹介していきます。
不動産売却における不動産査定書とは
不動産査定書とは、名前のとおり不動産を売却する際の査定結果が記された書類のことです。
不動産仲介会によって作成されるものと、不動産鑑定事務所によって作成されるものがあり、扱いが異なります。
不動産仲介会社による査定書は基本的に無料で作成してくれますが、売主以外が使用することができないという点も押さえておく必要があります。
ただし、財産分与などでも使用することができません。
一方、不動産鑑定事務所に査定書の作成を依頼する際には、基本的に有料になります。
企業などが不動産の価値を把握するために作成することがほとんどです。
不動産売却における不動産査定書の見方
不動産査定書の項目や見方についてご紹介していきます。
査定書には、住所などの情報から、査定価格・売り出し価格などの価格に関する項目も記載されています。
また、瑕疵についての確認もするため不動産の周辺環境についても記されている場合が多いでしょう。
不動産仲介会社によって作成された査定書には、査定した担当者から査定価格の根拠などが書かれている場合が多いのでしっかり確認することが大切です。
不動産査定書で重点的に見るべきポイント
まずは査定価格の根拠です。
しっかり根拠が記載されているかどうかを確認することで、なぜ書かれている査定額になったのかを知ることができます。
また、査定書の見やすさも重要です。
記載されている事項が見づらい場合、重要な記載を見落としてしまう可能性もあるので、簡潔にまとめられているかどうかを確認する必要があります。
成約時期に関してもチェックしておくようにしましょう。
適正な成約時期が明記されていると、どのくらいの期間で売れるのかを把握することができるため計画的な不動産売却を進めることができます。
これらのポイントをしっかり押さえておくようにしましょう。
まとめ
今回は、不動産査定書についてご紹介してきました。
不動産査定書は売却に出す際の査定について細かく書かれている書類になるため、売却価格に直結するものです。
記載されている項目や見るべきポイントを押さえて、損をしない不動産売却を進めていきましょう。
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