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【家と暮らしを守る】知っておきたい「擁壁(ようへき)」の役割とセルフチェックのポイント

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市川 貞弘

筆者 市川 貞弘

不動産キャリア12年

お客様に、頼んで良かったと思って頂けるよう、「誠実に」「正確に」「迅速に」を心掛けて日々営業をさせて頂いております。

近年、全国各地で記録的な長雨や大雨によるニュースを目にする機会が増えました。

被害に遭われた皆様には、心よりお見舞いを申し上げます。


大雨の話題とともに注目されるのが、高低差のある敷地に置かれた「擁壁(ようへき)」です。

「雨が続いているけど、うちの擁壁は大丈夫かしら…」

「中古戸建を検討中だけど、擁壁ってどう確認すればいい?」


そんな不安をお持ちの方へ向け、今回は擁壁の基礎知識とチェックのポイントを分かりやすくお伝えします。


そもそも「擁壁」にはどんな役割がある?

斜面や段差のある土地で、土砂が崩れ落ちるのを防ぐために築かれる壁のことを「擁壁」と呼びます。

自治体の条例などにより、一定の高低差がある土地では設置が義務付けられているケースも多くあります。




擁壁はただの壁ではなく、「背後の土圧を支え、蓄積された水(水圧)を逃がす構造」になっています。

雨が長く続くと土の中に水が溜まり、壁にかかる圧力が一気に高まるため、日頃から水抜けが良い状態を

保つことが大切です。


【3分でできる】擁壁のセルフチェックポイント

ご自宅や検討中の物件に擁壁がある場合、まずは以下のポイントを目視でチェックしてみましょう。


1. 水抜き穴(排水パイプ)がつまっていないか

 ゴミや泥、植物の根などで穴が塞がれていると、内部に水圧が溜まりやすくなります。

2. ひび割れや膨らみがないか

 コンクリートやブロック部分に大きな亀裂(幅0.5mm以上)や、手前に押し出されているような

 「はらみ」がないか確認します。

3. 隙間から「泥水」が漏れ出していないか

 水抜き穴以外から泥を含んだ水が染み出している場合、内部の土砂が流出しているサインかもしれません。

4. 表面の苔(コケ)や植物の繁殖

 水抜きがうまくいかず、常に湿気が溜まっている箇所には苔が生えやすくなります。




不動産選び・マイホーム維持のためのワンポイントアドバイス


 「検査済証」の有無を確認する(購入検討時)

中古戸建の購入時には、その擁壁がしかるべき建築確認を経て作られたものか(検査済証があるか)を

確認するのが安心です。

過去の基準で作られた「既存不適格」の擁壁の場合、将来的にやり替え工事が必要になるケースもあります。


 自治体の「助成金・融資制度」をチェックする

古い擁壁の改修や点検に対して、防災の観点から助成金制度を設けている自治体もあります。

お住まいの地域のHPなどで一度調べてみるのがおすすめです。



おわりに

「実家の空き家を売却したいが、この擁壁は大丈夫かな」

「購入予定の物件に擁壁があるんだけど気になるひび割れがある…」

現地調査や書類の確認を含め、大切なお住まいの疑問や不安を一つづつ解決させていただきます。

どうぞお気軽に私たち不動産のプロにご相談ください。


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